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 2020年東京五輪での活躍が期待される高校3年生がジャカルタ・アジア大会の最優秀選手(MVP)に輝いた。日本勢最多の6冠を含む8個のメダルを獲得した競泳女子の池江璃花子(18)=ルネサンス。大会最終日の2日に現地で授賞式があり、「(MVPを取る)目標が達成でき、良かったなと心の底から思えた」と笑った。女子選手の受賞は史上初めてで、日本選手としては4人目。

 6個の金メダルのうち最も得意な100メートルバタフライでは、昨年の世界選手権なら銅メダル相当の56秒30を出した。だが、「世界大会(世界選手権、五輪)ではまだメダルは取れていない」と気を引き締める。「(東京五輪に向けた)2年は長いようで短い。母国で最高のパフォーマンスが出せるように努力したい」

 高校生らしい一面ものぞかせる。競技を終えて8月末に帰国し、友人と東京ディズニーランドで息抜きをした。MVPの候補者になると1日に再びジャカルタ入りし、「そわそわした気持ち」で吉報を待ったという。副賞として賞金5万ドル(約555万円)が贈られる。「貯金しておいしいものも食べたい。焼き肉やおすしとか、ちょっと日本食っぽいもの」と語った。(ジャカルタ=前田大輔)