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 東京都台東区のマンションで昨年5月、高校3年の女子生徒(当時17)に殺害を頼まれて実行し、マンションに放火をしたとして、嘱託殺人などの罪に問われた少年(19)に対する裁判員裁判の公判が3日、東京地裁で結審した。検察側は論告で「犯行当日に初めて殺害の依頼を受けて実行に移しており、極めて安易で短絡的な犯行だ」と述べ、懲役5年以上10年以下の不定期刑を求刑した。判決は7日に言い渡される予定。

 論告などによると、少年は昨年5月3日夜、交際していた女子生徒から妊娠を伝えられて殺害を頼まれ、首を絞めて窒息死させた。翌4日朝には現場に戻り、女子生徒の遺体にかけられていた布団に火をつけ、遺体や室内の一部を焼いた。

 弁護側は、刑罰ではなく、保護処分にすべきだと主張している。初公判で起訴内容を認めた少年はこの日、「ご家族や彼女と接した全ての人に対し、本当に申しわけありませんでした」と述べた。