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 かつて多くの大学で自治会の実権をめぐって争った過激派。学生運動が下火になって拠点校を失いつつある中、中核派全学連は昨年、東京大で活動を始め、約40年ぶりとされる現役の活動家が生まれた。公安関係者は組織の高齢化や宣伝の狙いが背景にあるとみている。

 「学生の皆さん、人生をかけて改憲阻止、新自由主義大学粉砕の闘いを全力でやり抜きましょう」。都内の区民会館の一室で2日にあった中核派全学連の年次大会。新委員長に選ばれた東大教養学部の高原恭平さん(21)があいさつすると拍手が起こった。

 中核派によると、大会には12大学の出身、在校生ら約65人が参加。高原さんは、同派にとって約40年ぶりの現役東大生だという。

 高校生の頃からマルクスやレーニンを読み、入学後は教養学部の学生自治会で副会長を務めた。2年ほど前、学内で東大の五輪への協力を批判するビラを配ったところ、中核派からSNSを通じて連絡がきた。「初めは距離を置いていたが、1人の活動に限界を感じていた。五輪を『排外主義をあおるもの』と批判する中核派の主張は自分の考えに近く、組織に加わることにした」。昨年、中核派に入った。

 自身でサークルを立ち上げ、京…

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