[PR]

 幕末、薩摩藩英国留学生の1人として米カリフォルニア州に渡り、有数のワイナリーを築いた長沢鼎(かなえ〈1852~1934〉)の伝記を、鹿児島国際大の森孝晴教授が出版した。今も続く同州サンタローザと鹿児島の友好関係の礎を築いた先人。「その偉業を多くの人に知って欲しい」と話す。

 タイトルは「長沢鼎 武士道精神と研究者精神で生き抜いたワインメーカー」。

 森教授によれば、当時の先端技術を学ぶために派遣された長沢は渡米後、現地でワイン事業にその後の生涯をささげた。刀を大事にし、藩主島津茂久からもらった「長沢鼎」の名を名乗り続けたという。森教授は「死ぬまで武士の心は忘れなかった」と感心する。ワイン事業で成功した理由については、長沢が暦学者の家系の出だったことを挙げる。「ブドウの種類や木の育て方など、どうすればおいしいワインができるか。商業的な気持ちではなく『研究者精神』が結果として成功につながったと考えている」。

 本の中で特に力を入れたのが、…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら