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 カナダで開かれていた第42回モントリオール世界映画祭で3日夜(日本時間4日朝)、岡田准一さんが亡き妻への愛と忠義のために剣を振るう侍役で主演した「散り椿(つばき)」(木村大作監督)が第2席にあたる審査員特別グランプリを獲得した。昨年死去した葉室麟さんの小説が原作だ。また、内館牧子さんの小説が原作のコメディー「終わった人」(中田秀夫監督)に主演した舘ひろしさんが最優秀男優賞を受賞した。舘さんは定年を迎えて社会にも家庭にも居場所がない男性が人生の輝きを取り戻そうと奮闘する様を演じた。

木村大作監督「日本の美しい時代劇が認められた」

 モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「散り椿(つばき)」の木村大作監督がコメントを寄せた。

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 19年前、初めて参加した海外映画祭が、モントリオール世界映画祭でした。出品作品は「鉄道員(ぽっぽや)」。最優秀男優賞に高倉健さんが輝きました。その映画祭で、この度「散り椿」が審査員特別賞を受賞しました。「散り椿」は、私たちスタッフ、キャスト全員で作り上げた映画です。

 ですから、この賞は皆でもらった賞です。“日本の美しい時代劇”が世界で認められたことを大変嬉(うれ)しく思っております。