[PR]

 明治座つながりで交流を――。岐阜県東部の中津川市の山あいに立つ芝居小屋「かしも明治座」が、東京・日本橋浜町の明治座屋内に場所を借り、地歌舞伎や地元産品を紹介している。山村に残る伝統文化を伝えようと、同名の縁で働きかけ、実現した。

 9月初め、梅沢富美男さんらの公演を見に来た客でにぎわう明治座の2階に、「もう一つの明治座展」と題したブースが設けられた。かしも明治座の回り舞台を再現した模型が飾られ、芝居小屋の歴史や魅力を伝えるパネルが展示されている。栗菓子や東濃ヒノキの木工品などの地元産品も販売された。

 「かしも明治座」は中津川市の加子母(かしも)地区にあり、県重要有形民俗文化財にも指定されている芝居小屋。山村で大衆芸能を楽しもうと1894年に村の有志によって建てられた。回り舞台、花道、桟敷席など、歌舞伎小屋の様式が残る劇場を見に、各地から観光客が訪れる。毎年9月には、地元住人らが自ら演じて「地歌舞伎」を上演する。

 かしも明治座を運営するNPO…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら