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 中国の圧力で外交関係のある国々から次々と断交され、残り17カ国となった台湾で、関係国がゼロになることも意識した議論が出始めた。蔡英文(ツァイインウェン)総統も日米などとの「実質的な関係」を強める考えを表明。社会の受け止めが割れるなか、いかに国際空間で存在感を保つか模索している。(台北=西本秀

 アフリカから53カ国の首脳らが参加して中国・北京で4日まで開かれた「中国アフリカ協力フォーラム」。この会合に唯一参加しなかったエスワティニ(旧スワジランド)は、1968年の建国以来、台湾と外交関係を結ぶ友好国だ。

 3日夜、台湾外交部(外務省)はフォーラムの日程にぶつけるように、台湾の駐エスワティニ大使がエスワティニ国王、ムスワティ3世と面会したことを写真付きで発表。関係維持をアピールした。

 先月、中米エルサルバドルが中国と国交を結び、蔡政権下で5カ国目の断交に追い込まれて以降、台湾メディアは「やがて外交関係がゼロになるのでは」などと危機感を伝えている。

 エスワティニの動向は焦点だけに、外交部の発表は世論を静める狙いがあるが、状況は楽観できない。

強まる中国の圧力

 断交に至った5カ国に、台湾は…

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