[PR]

 香椎宮(福岡市東区)の境内にある鶏石(けいせき)神社は、全国的にも珍しくニワトリをまつる。例祭の「鶏魂祭(けいこんさい)」にあわせて昨年始めた「香椎の杜(もり) あおぞらたまご市」が8、9日にある。食べて、遊んで、親子で楽しんでみては――。

 鶏魂祭は例年、養鶏業者や卵を扱う事業者らが参拝に訪れる。ニワトリは夜鳴かないことから、子どもの夜泣きや育児に御利益があるとされる。鶏石神社と並ぶ稲荷神社はいわば「ご飯の神様」。たまご市には、二つの神社と成長していく子どもたちとの縁を結び直す意味も込められている。

 卵料理を中心にした「たまごマルシェ」に出店するのは福岡市内の9店。昨年大好評だったトルティーヤで巻いたハンドオムライス、国産レモンを使ったレモンケーキなどが味わえる。ワークショップでは段ボールで作る家の飾り付けやヨーヨー鳥づくりなどが体験できる。親子で楽しめるジャズやポップスのライブもある。

 お供えしたお菓子は午後3時から「直会(なおらい)」で振る舞う。「靴がはけるようになった」など、子どもたちが日常生活で出来るようになったことを、ヒヨコの形の短冊に書いて奉納してもらう。社務所に授乳やおむつ替えができるベビールームを設ける。香椎宮権禰宜(ごんねぎ)の木下英大(ひでお)さん(38)は「昨年よりもさらに子ども向けにした。子どもの成長に感謝し、楽しんでほしい」。

 2日間とも午前10時半~午後4時半。入場無料。問い合わせは香椎宮(092・681・1001)へ。(貞松慎二郎