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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、探査機「はやぶさ2」が着陸する小惑星「リュウグウ」について、赤道の重力が地球の約8万分の1だと発表した。データを元に、11~12日には着陸候補地点の上空30メートル程度まで接近する。

 はやぶさ2は8月6日、リュウグウの重力を測るため、距離約6500メートルから、エンジンなどを一切使わずに約12時間かけて距離約850メートルまで接近した。この速度を元に、リュウグウの質量は約4・5億トンだと判明。重力も割り出した。

 リュウグウの直径は約900メートル。形状から、赤道付近では重力が小さく、北南極付近では高いと推定される。JAXA宇宙科学研究所の久保田孝・研究総主幹は「着陸位置が少しずれると重力が変わってくる。リハーサルで影響を確認したい」と語っている。はやぶさ2の初着陸は10月下旬を予定している。(浜田祥太郎)