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患者を生きる・スポーツ「1型糖尿病」(4)

 23歳で1型糖尿病を発病した元Jリーガーの杉山新さん(38)は、当初病気を公にしなかった。「第一線で活躍したい」「病気だからと言い訳したくない」。そんな思いからだった。

 ただ、大宮アルディージャの後に横浜FC、FC岐阜に移籍するにつれ、徐々に「自分の経験を発信して、同じ病気の人の役に立てれば」という思いが膨らんだ。2013年、自らを振り返った本「絶望なんかで夢は死なない」(イースト・プレス)を出版した。

 ピッチで「走れる距離が短くなった」と感じた15年、現役引退を発表。今はクラブチームや東京の私立高校でサッカーを教える。Jリーグで16年間プレーしても「まだ現役でやれたかもしれない」と悔いが残る。だからこそ、若い選手はやりきってほしいと願う。

 8歳の子がいる父親として、同…

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