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 死後数カ月経った一人暮らしのアパートや足の踏み場もない家。凄惨(せいさん)な住居の片付けに携わってきた「遺品整理クリーンサービス」の小島美羽さん(26)は、「孤独死」「ゴミ屋敷」などテーマを決めてミニチュアを制作している。

 膨大な数の宅配便不在票や尿の入ったペットボトルなど、どれも現場で見たものだ。一昨年、葬儀や埋葬に関する業者が集う「エンディング産業展」で発表すると、実際の映像には目を背ける人も、ミニチュアには関心を持ち見入った。「多くの人に現実を知ってほしい。ひとごとにしないで」。制作日数は一つにつき約1カ月。片付けを終えた後に事務所で、これまで訪ねた家々を思い返しながら作る。(川村直子)

あなたは誰ですか ルポ孤独死捜査編の一部を紹介します