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 北海道で6日未明に起きた地震で、震度6強だった安平町には10カ所に避難所が開設された。

 同町在住の佐藤智久さん(35)は地震発生時、自宅で就寝中だった。最初は弱い揺れだったが徐々に強くなったという。妻と小学5年生の長女の腕を引っ張って屋外に避難した。

 「棚やレンジ、テレビも倒れて、家の中はぐちゃぐちゃ。早く家に帰って片付けたいが、余震が怖くて戻れない。牧場をやっているので馬のことも心配だ」と話した。

 無職福村弘夫さん(80)は、同町内の早来小学校の避難所に避難した。築50年の木造平屋建ての自宅が傾いたという。

 地震発生時は妻と就寝中だった。急にガタガタ揺れて何もできなくなった。揺れが収まって外に出ようとすると、玄関のドアが開かなくなっていた。裏口のドアを物干しざおで破り、何とか外に出たという。熱帯魚の水槽も割れ、家の中はぐちゃぐちゃで足の踏み場もない状態になった。

 「台風21号で物置の屋根が飛んでしまい、昨日、修理したばかりだった。家も物置ももうだめ。早く新しい家が見つかると良いが」と肩を落とした。