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 2011年に焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」でユッケを食べた客が食中毒を発症、5人が死亡した事件で、遺族らが店の運営会社の元社長らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審の第1回口頭弁論が5日、東京高裁であった。被告側が請求棄却を求め、結審した。同高裁は判決の言い渡しを11月7日とした上で、和解を勧告した。

 訴訟は富山県内の遺族ら9人が2014年に東京地裁に起こした。同地裁は今年3月の判決で、運営会社に約1億7千万円の支払いを命じたが、元社長らの賠償責任は認めなかった。遺族の一部が判決を不服として控訴した。

 5日の口頭弁論で原告の遺族らは、元社長らの責任を追及する弁論を求めたが、川神裕裁判長は「新たに示された証拠はない」などとして結審した。和解については今月25日に協議するという。

 原告の1人で、事件で妻(当時…

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