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 2019年3月に卒業する高校生の県内求人倍率(7月末)は2・06倍となり、統計の残る1994年以降初めて2倍を上回った。取りまとめた青森労働局は、人手不足を受けて企業の採用意欲が旺盛になっている半面、少子化や県外志向から県内高校生の就職希望者が減っていることが要因とみている。

 高校生の就職希望者は、前年同月より227人減の3301人。このうち県内への就職希望者は62・8%にあたる2074人で、前年の64%より下がり、直近10年で最も少なくなった。

 一方、県内企業の採用意欲は高い。求人数は4277人で前年同月比263人増。地域別では弘前地区が前年より160人多い752人、八戸地区が同107人増の1299人などと引き合いが強くなっている。一方、青森地区は求人が704人と前年比で73人減るなど地域によって状況が異なっている。

 産業別では、製造業や建設業で採用意欲が高い一方、美容師や飲食店店員などのサービス業の求人数は879人と前年より12%減少。地域や業種の偏りがあり、雇用のミスマッチが懸念される。企業による選考や採用は16日から。