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 今年のカープも強かった。なんといっても、選手たちが常に最後まであきらめなかったから、あれだけ多くの逆転劇が実現した。結果的に、それはまるで上質なエンターテインメントのように、見る者を楽しませてくれた。

 どれも鳥肌ものだったけど、九回に丸が3ランで同点にして、続く鈴木がサヨナラ本塁打を打った、8月23日のヤクルト戦。不屈の精神、最後まで試合を投げ出さない精神というのは、自分たちに力をくれる。相手チームはいつのまにか負けているというか、なんで逆転されるのか不思議に感じるんじゃない? だけど、それこそがカープの根底にある強さだと思う。

 カープが初優勝した1975年、俺はまだ10歳でしたが、あのときのことは鮮烈に覚えています。自分もうれしかったけど、それ以上に周りの大人たちの喜びようがね。

 優勝パレードのとき、「おめでとう」よりも「ありがとう」という言葉のほうが多かったんです。中には、亡くなられた家族の写真を抱いて参加した人もいた。優勝を見ることができなかったおじいちゃんや、おばあちゃんに、パレードを見せてあげたかったんでしょうね。

 そこまでの気持ちになるという…

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