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 大坂なおみ選手が決勝進出を決めた全米オープン女子シングルスの会場、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターは試合開始直後、米国出身の対戦相手、キーズ選手への声援が多かった。しかし、何度も続いたラリーを深く粘り強いストロークで制したり、苦しい局面を強烈なファーストサーブで打開したりすると、大坂選手への声援が着実に大きくなっていった。

 地元ニューヨーク出身の金融会社勤務リズ・ワインガードさん(33)は今年に入って大坂選手を知りファンになって、会場に駆けつけた。「試合では落ち着いていて成熟した姿を見せるのに、試合後のインタビューは少女のようでチャーミング。これから女子テニス界の中心選手に成長するのをじっくり見ていきたい」と話した。

 東京から出張で渡米中の会社員、松澤一明さん(50)は「ベスト4と知って前日にチケットを買ってやってきた」と声援を送っていた。香港出身の保険業アルフレッド・ミウさん(32)は「明日の錦織選手も含め、アジア出身の選手がそろって決勝に進むシーンを見てみたい」と話した。(ニューヨーク=金成隆一)