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 自民党総裁選挙が7日、告示された。今回一騎打ちとなった安倍晋三氏と石破茂氏が挑んだ6年前の総裁選では、県内の党員票では石破氏が安倍氏に約3500票差をつけて勝った。今回は安倍氏優勢の見方が強いが、森友・加計学園問題に対する不信感が結果に影響しそうだとの声もある。

 告示前日の6日には、県内の党員・党友約2万6千人に投票用はがきを発送する準備が行われた。総裁選の県選挙管理委員長を務める、県議の藪田宏行・県連幹事長は「日本の総理大臣に直結する可能性が高い重要な選挙。棄権のないように」と呼びかけた。

 県連によると、2012年の総裁選では、県内の党員・党友は約2万4千人で、6年間で約2千人が増えた。安倍、石破両氏を含め5人が立候補したが、当時の県内党員票は石破氏約8500票に対して安倍氏約5千票。ただ、自民党の天野進吾県議は「経済政策など安倍政権の実績が評価され、県内でも安倍氏が優勢と感じる」と話す。加えて「石破氏は政権批判に終始し、具体性に欠ける」とし、安倍氏を支持する。

 一方で、別の自民党県議は、一連の森友・加計問題に対する安倍政権の対応に「不信感を抱いている党員が一定数いる」と明かす。「庶民レベルで、森友・加計問題がかなり響いている。県内の党員票は安倍氏6割、石破氏4割といったところではないか」との見方を示した。(宮廻潤子)