拡大する写真・図版 モンゴルでラクダに乗る大道行雄さん(後ろ)。先導する遊牧民が乗るラクダが「ゴー」だと思っているが、意見はまとまらなかった(大道さん提供)

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 お盆すぎの8月17日、成田空港発のモンゴル・ウランバートル便に、「第22回モンゴル国際草原マラソン」に向かう日本のランナーたちが乗り込んだ。2年ぶりに出場する兵庫県加西市職員の大道行雄さん(36)は、レースのほかにも楽しみがあった。「Go(ゴー)」と名付けたラクダとの再会だった。

 大会当日の19日、大道さんは最長の50キロレースに出た。山道が続くコースを、ウルトラマラソンで鍛えた健脚で走り抜いた。

 勝者のたたえ方は、モンゴル流だ。大会の呼び物で、大草原を駆け抜けるハーフマラソンの優勝者には馬が贈られた。

 大道さんは2年前の大会のヒーローだった。大会20回記念の100キロマラソンでトップを切ってゴールすると、優勝賞品のラクダが待っていた。「ゴー」と命名し、ラクダにまたがって歓声にこたえた。ただ、日本に連れ帰ることはできず、そのまま別れた。

 再会は大会前日にかなった。滞在先のウランバートルの市街地を抜けると、一面、草の海。360度、どの方角を向いても地平線がのびる、モンゴルならではの光景が広がっていた。2時間余り車に揺られると、緑の遠景のなかに遊牧民が暮らす白いゲルがポツン、ポツンと見えてきた。「ゴー」はラクダの群れのなかにいた。

 大道さんは白っぽい体の特徴か…

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