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 7日午前6時40分ごろ、福岡市東区箱崎6丁目の九州大箱崎キャンパスにある鉄筋コンクリート3階建て校舎の1階から出火。研究室や両隣の部屋の一部など計約108平方メートルが焼け、焼け跡から1人の遺体が見つかった。この研究室をよく使っていた元学生の40代の男性と連絡が取れないことから、福岡県警は遺体は男性とみて調べている。

 東署や福岡市消防局などによると、出火したのは法学系の研究室などが入る建物。火元とみられる研究室の窓は粘着テープで目張りされ、ドア部分の内側にはバリケードのようなものが設けられていた。室内には、ガソリンや灯油の容器、ライターなどがあった。焼け跡から油性反応が検出されたという。

 九州大によると、男性は1998年に大学院に入学し、研究室を使用。2010年に中退後も夜間などに研究室を使っていた。大学側は今年5月に把握したが、男性は退去に応じなかった。この日は伊都キャンパス(福岡市西区)への移転を前に、この研究室の荷物を運び出す予定だったという。