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 県が進める2024年の国体の用地買収を巡り、一部の農地の買収予定価格が、最大で固定資産税評価額の300倍近くになっていたことがわかった。不動産関係者は「民間の売買では考えられない高額の買収」と指摘している。県議からも買収額の妥当性や算定根拠を疑問視する声が上がっており、県の説明責任が厳しく問われそうだ。

 県は国体主会場として彦根市松原町周辺の民有地の買収を進めている。ほとんどが畑や田などの農地で、宅地への転用が難しい「市街化調整区域」も多く含まれている。約6・1ヘクタールのうち約4・6ヘクタールを買収した。

 県は昨年2月の公有財産審議会で、土地の取得予定価格を決定している。朝日新聞は情報公開請求で、予定価格などを記した資料や議事録を入手した。

 買収エリアは6グループに分類…

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