政府、心肺停止者を死者として集計 菅官房長官が謝罪
北海道での地震の人的被害を「死者16人」とした7日午前の政府発表について、菅義偉官房長官は同日夕の記者会見で、実際は「死者9人、心肺停止者7人」だったと訂正した。死亡と心肺停止を合わせた人数を死者数としていたと説明し、「申し訳ない」と謝罪した。
菅氏は死者16人と発表した経緯について、「政府はこれまで、死者と心肺停止者を分けて発表してきたが、集計の段階で両者をまとめて死者数として計上した」と述べた。同日午前、安倍晋三首相は関係閣僚会議、菅氏は会見でそれぞれ「死者16人」と発表していた。
内閣官房によると、政府が6日に発表した死者数にも心肺停止者数が含まれていた。
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