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 国内最大の指定暴力団・山口組から離脱した勢力同士の対立を背景に、昨年9月、神戸市長田区の路上で任俠(にんきょう)山口組の関係者が射殺された事件から12日で1年となった。容疑者の神戸山口組系組員の足取りがつかめない中、山口組への「再統合」をめざす動きも一部にあるとされ、県警は新たな抗争への警戒を強める。

 事件は昨年9月12日午前10時5分ごろ、長田区五番町3丁目の路上で発生。任俠山口組の織田絆誠(よしのり)代表(51)らを乗せた車が襲われ、織田代表のボディーガード役だった男性(当時44)が拳銃で撃たれて死亡した。県警は、「任俠」と対立する神戸山口組の中核組織「山健組」傘下の組員、菱川龍己(たつみ)容疑者(42)を殺人容疑で指名手配。山口組から2015年8月に分裂した神戸山口組と、昨年4月に「神戸」から再分裂する形で結成された「任俠」との対立が引き起こした事件とみている。

 現時点で「任俠」側からの目立った報復行為は確認されていないが、捜査関係者によると、新たな火種となることが懸念される動きも出てきているという。

 山口組は最近、「今年8月まで」と期限を区切り、「神戸」「任俠」系の他組織に移った離脱者を再び受け入れる姿勢を見せていた。さらに、「任俠」側にも、山口組サイドへの合流を視野に接触を図る動きもあったという。ただ、現状ではこうした「再統合」は進んでいない模様で、条件面などで折り合いがつかなかった可能性がある。

 捜査幹部の一人は「山口組を一…

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