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 北海道で6日未明に起きた地震は、札幌市でも観測史上最大となる最大震度6弱を記録した。激しい揺れに襲われた夜、驚いたのは人々だけではない。暗闇のなかで、動物たちもパニックになった。

 6日午前3時8分の地震から数時間後。

 繁華街のススキノに近いビルで夜間に開院している「札幌夜間動物病院」に、1匹の猫が運び込まれた。

 川瀬広大(こうだい)院長(37)によると、市内にあるマンション7階の部屋の窓から落ちた、と飼い主は説明したという。停電で医療機器が使えず、十分な診察ができないまま、朝になって別の病院に搬送した。「地震でパニックになり、真っ暗な部屋であいていた窓から外に飛び出してしまったのでは」と川瀬院長は話す。

 ほかにも、マンション3階から転落して足を痛めた猫や、脊椎(せきつい)を損傷したウサギも運ばれてきた。

 ウサギの飼い主は「地震後にぎゃーぎゃー鳴き始めて、その後、倒れていた」と説明したという。ケージの中でパニックになり、跳びはねてジャンプして背中を強打したと、川瀬院長はみている。

 「人間が揺れに驚いて慌てて行動するのと同じように、動物もパニックになることがあるんです」(佐藤恵子)