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 台風21号で冠水した関西空港に向け、成田空港から8日、滑走路や誘導路の土砂やごみを取り除くための滑走路清掃車など3台が派遣された。9日から作業にあたり、早期復旧に協力する。

 車両は、路面の航空灯火を傷つけないようナイロン製のブラシを特別に取り付けた滑走路清掃車2台と指揮車両1台。作業員6人が分乗して8日朝に成田を出発し、陸路で同日中に到着する予定。関空を運営する関西エアポートから要請を受けた。

 成田国際空港会社(NAA)によると、関空では海水で流されてきた土砂が固まっている可能性がある。滑走路保全部の早川勇マネジャー(43)は「経験したことがなく、テクニックが必要になると思う。空港の仲間のために一日でも早く復旧できるよう全力を尽くしたい」と話した。

 関空は2本の滑走路のうち、B滑走路(4千メートル)が7日に運用を再開。浸水被害を受けたA滑走路(3500メートル)は今月中旬の再開を目指している。(黒川和久)