[PR]

 自殺(自死)について考え、交流する「全国自死遺族フォーラム」が8日、横浜市神奈川区であった。各地から約150人が参加し、遺族でつくる自助グループの活動を紹介する基調講演や遺族の声に耳を傾けた。

 10日の「世界自殺予防デー」に合わせ、全国自死遺族連絡会が主催。自助グループに詳しい上智大の岡知史教授(当事者福祉論)は基調講演で「自助グループへの参加者は深く家族を愛している」などと発言。いじめで子を亡くした2遺族がそれぞれの「伝えたいこと」を話した。

 連絡会の活動は、遺族が交流し、まず自身が元気に生きることを目指す。代表理事の田中幸子さん(69)は「遺族は日ごろ、偏見や差別に苦しみ、何も話すことができない。話してもいいんだと知ってほしい」と言う。問い合わせなどは連絡会(022・717・5066)へ。(斎藤茂洋)