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 西日本豪雨による肱川の氾濫(はんらん)で店が水没する被害を受けた大洲市の直販市「たいき産直市 愛たい菜」が8日、約2カ月ぶりに営業を再開した。店内は地元産の新鮮な野菜や果物を買い求める人でにぎわった。

 店を運営する「愛媛たいき農業組合」によると、愛たい菜の店内は西日本豪雨の際に1・4メートルの高さまで水没。約640平方メートルの売り場は泥に覆われ、レジやパソコンなどが使えなくなった。商品の玄米は、30キロ入りの約150袋が廃棄処分になった。店舗自体も壁をはいで断熱材を取り換えるなど大がかりな修復が必要となり、復旧に時間がかかっていた。

 この日は午前8時半に開店。売り場には地元農家が出荷したブドウやナシ、旬の野菜類が並んだが、豪雨被害を受けたトマトやナス、キュウリなどは品薄となった。

 店長の宮岡寛樹さん(45)は「再開をきっかけに、大洲全体に活気が戻るきっかけになればいい」と話していた。(藤家秀一)