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 近畿地方を4日に襲った台風21号による大規模停電について、関西電力は8日、停電が長期化する恐れがあるのは和歌山や京都など6府県の約3万1千戸と発表した。復旧作業が進み、7日午前の約5万1千戸からは減ったが、道路上の倒木で現場に近づけないなどの理由で時間がかかっている。多くが山間部のため、通行ルートが限られているという。

 関電によると、管内の停電は延べ約219万1千戸にのぼり、1995年の阪神・淡路大震災に次ぐ規模となった。強風で飛来物や倒木も電線にひっかかり、電線が切れたり、電柱が折れたりして配電機能を失ったのが主な原因とみられる。電柱の強度を超える力が加わったという。

 9日午前0時25分時点で近畿では約3万3千戸が停電しているが、電柱の変圧器の故障や各家庭への引き込み線の切断などによる停電戸数は、把握しきれていないという。

 長期停電の恐れがある地域は7日午後5時時点で、和歌山(伊都郡、有田郡、日高郡など)2万10戸▽京都(京都市右京区、左京区、北区など)5030戸▽大阪(泉佐野市、箕面市など)2440戸▽奈良(吉野郡と五條市)2040戸▽滋賀(高島市、犬上郡など)1250戸▽兵庫(尼崎市)210戸。現場への立ち入りが可能になり次第、修復作業に着手しているという。