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 交野市長選は9日投開票され、無所属で現職の黒田実氏(49)=自民、立憲、国民、公明推薦=が、いずれも無所属新顔で元市議の山本景氏(38)、坂野光雄氏(71)=共産推薦=を破り、再選を果たした。当日有権者数は6万4019人。投票率は46・99%(前回45・60%)だった。

 当選の知らせを受けた黒田氏は、市内の自宅から同市星田北5丁目の事務所に駆け付け、集まった支持者らと握手をして喜んだ。2期目に向け、「交野をさらに前に進めてほしいという市民の声をしっかり受け止め、実現していく」と抱負を述べた。

 選挙戦で黒田氏は、消防救急体制の強化や子どもの医療費助成拡充などを1期目の実績として強調。老朽化が進む公共施設の再配置やJR星田駅周辺の土地区画整理事業などを通して、「交野を一歩前へ進めたい」と訴えた。4党の推薦を受け、地元選出の国会議員や府議らも応援に駆け付けた。

 山本氏は市立小中学校の統廃合やJR星田駅周辺のまちづくりなど現市政の方針転換の必要性を主張。坂野氏は国民健康保険料や介護保険料など市民負担の軽減を訴えたが、及ばなかった。(古田寛也)