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 第75回ベネチア国際映画祭は最終日の8日夜(日本時間9日未明)、授賞式が開かれ、メキシコ映画「ローマ」が最高賞の金獅子賞に選ばれた。監督したのは「ゼロ・グラビティ」などのアルフォンソ・キュアロン。1970年代のメキシコ市を舞台に、医師の家で働く若い女性使用人の生活の断片をモノクロ映像で描いている。配信大手のネットフリックスが配給する初の金獅子賞作品だ。

 日本から参加した塚本晋也監督の「斬(ざん)、」は受賞を逃した。他の主な受賞は次の通り。カッコ内は監督。審査員大賞=「フェイバリット」(ヨルゴス・ランティモス)▽監督賞=ジャック・オディアール「シスターズ兄弟」▽女優賞=オリビア・コールマン「フェイバリット」▽男優賞=ウィレム・デフォー「永遠の門にて」▽脚本賞=コーエン兄弟「バスター・スクラッグスのバラード」▽審査員特別賞「ナイチンゲール」(ジェニファー・ケント)▽マルチェロ・マストロヤンニ賞(若手俳優賞)=バイカリ・ガナムバル「ナイチンゲール」(ベネチア)