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 移民や難民に寛容な国として知られるスウェーデンで9日、総選挙(定数349)があり、反移民・難民を掲げる極右「スウェーデン民主党」(民主党)が得票を伸ばした。与党系陣営と野党連合は、どちらも過半数に届かなかった。連立協議は難航が予想され、民主党の存在感は増しそうだ。

 スウェーデン選挙管理委員会によると、集計はほぼ終わり、民主党が選挙前の49から62に議席を増やす見通しだ。オーケソン党首は開票の途中で「勝利」を宣言。「我々は今後、スウェーデンで起きることに大きな影響力を持つだろう」と語り、政権入りを目指し、他党との交渉に意欲を示した。

首相、極右との協力を否定

 ロベーン首相率いる社会民主労働党は、約100年にわたり守ってきた第1党の座に踏みとどまった。ただ、得票率は過去最低で、中道左派の与党2党と、議会で協力する左翼党を加えても約4割にとどまった。

 ロベーン首相は続投する意向で、政党間の協力を呼びかけた。ただ、「ナチズムに根ざした政党がもたらすのは信頼ではなく憎悪だ」として、ネオナチの系譜にある民主党との協力は改めて否定した。

 最大野党の穏健党も得票率を前回より下げたが、同党を含む中道右派の4党連合全体では勢力を維持したようだ。クリステルソン党首は、ロベーン首相に辞任を迫りつつ、「民主党との政権樹立協議には応じない」と、こちらも民主党とは組まない考えだ。

■背景には難民流入へ…

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