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 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領の特使団として訪朝した徐薫(ソフン)・国家情報院長が10日午前、安倍晋三首相と首相官邸で会談した。徐氏は5日に訪朝し、金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長と会談した結果を首相に報告。その後、記者団に「安倍首相は、金委員長に直接会って話す時が来たという強い意思を述べた」と明かし、「私たちができる貢献はいつでもする考えだ」と語った。

 徐氏の来日は3度目。会談の冒頭、徐氏は「文大統領は、朝鮮半島の非核化の問題において首相の役割は大変重要で、日韓の協力をいっそう強めていくべきだとの考えを持っている」とした。首相は会談で「南北間の取り組みが、米朝間の合意の履行に向けた具体的な行動につながることを期待する」と述べたという。

 18~20日には平壌で南北首脳会談が行われる予定。首相は非核化や日本人拉致問題について、日本政府の考えを伝えたとみられる。