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(10日、大相撲秋場所2日目)

 稀勢の里は貴景勝の突き押しに後退した。ぱっと体をかわされると、今度は泳ぐようにして土俵の反対側へ。東西が入れ替わり、勝機は去ったかに見えた。だが、横綱は右足を徳俵にかけて踏みとどまった。

 「残そうという気持ちが大事。必死さだろうな」と八角理事長(元横綱北勝海)。「よく残った。辛抱した」というのは阿武松審判長(元関脇益荒雄)だ。我慢して一心不乱に――。この土俵際の攻防には今、絶対に忘れてはいけない心持ちが映し出されていた。

 残した横綱はじたばたしない。…

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