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 福岡市の博多港に世界最大級の22万トン級のクルーズ船が着岸できるバース(岸壁)が完成し、供用が始まった。市によると、22万トン級に対応できるクルーズ船専用の港湾施設は国内初という。9日に行われた供用式で、高島宗一郎市長は「多様なクルーズ船が寄港する質の高いクルーズ拠点を目指す」と語った。

 博多港のクルーズ船の寄港は昨年326回で、3年連続で日本一になった。今年は190隻の寄港予約を断るような混雑状態だったが、今回の供用開始でクルーズ船の2隻同時着岸が可能になり、寄港数が増やせることになった。

 国と市は16年度から埠頭(ふとう)の再整備に着手した。岸壁を60メートル延伸し、昨年5月に全長300メートルを超える16万トン級の船が初寄港。先月、さらに270メートル伸ばし、今月4日から供用が始まった。