2018年9月10日14時01分
阪神電鉄本線の甲子園(兵庫県西宮市)―梅田(大阪市北区)で3日、電車の座席に座った50代男性が尻に重度のやけどを負っていたことが捜査関係者らへの取材でわかった。座席が液体でぬれていたといい、兵庫県警は何者かが薬品をまいた可能性もあるとみて、傷害などの容疑で捜査している。
捜査関係者らによると、男性は3日午前11時ごろ、通勤のため、西宮発梅田行きの急行電車に甲子園駅から乗車した。いったん席に座ったが、クッション部分がぬれていることに気付き、席を移った。直後から尻にピリピリとした痛みがあり、座席の足元にはラベルのないペットボトルがあった。
男性は梅田駅で降りた後、大阪府警曽根崎署に相談。受診した病院で「化学熱傷」と診断され、この日から入院した。クッションに触れた部分がただれており、現在も入院している。
県警は液体が何かを調べるとともに、阪神電鉄に対する業務妨害容疑でも捜査している。県警によると、現時点で類似の被害は確認されていないという。
阪神電鉄の広報担当者は取材に「液体のようなものが座席にあり、お客さまからけがをしたという申し出があったのは事実。捜査中なので、それ以上はお答えできない」としている。
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朝日新聞社会部