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 カンボジアの首都プノンペンの裁判所は10日、最大野党だった救国党の党首で、昨年9月に国家反逆罪で逮捕・訴追されたケム・ソカ氏を解放した。貿易面で緊密な関係にある欧州連合(EU)などから解放を求める声が上がるなか、6日に再任されたフン・セン新政権が、外交や経済への影響を考慮して判断を迫られたようだ。(プノンペン=鈴木暁子)

 ただ、ケム・ソカ氏は帰宅したものの、政府の監視下にあり、軟禁状態だとの見方もある。

 ケム・ソカ氏は、数年前に海外で撮影された動画をめぐり、当局から「外国人と共謀し、政権転覆を謀ろうとした」とみなされ、昨年9月から勾留された。高血圧や肩の痛みに悩まされていたとされ、国際社会は釈放要求に応じない裁判所への批判を強めていた。

 フン・セン氏は長期政権を維持するため、批判的な人権活動家やメディアへ圧力をかけてきた。昨年11月には、ケム・ソカ氏が党首を務めた救国党が解党された。ライバル不在のまま実施された今年7月の総選挙(下院)では、与党・人民党が議席を独占。今月6日にはフン・セン新政権が発足したばかりだった。

■EU、関税優遇見直し…

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