【動画】関空連絡橋で損傷した橋桁の撤去準備進む
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 暴風と高潮で全国各地に被害をもたらした台風21号が西日本に上陸して11日で1週間になる。各警察と自治体によると、死者は大阪や愛知など5府県で14人。うち1人は自治体が台風との関連を調査している。総務省消防庁の調べでは、負傷者は29都道府県で計741人、住宅被害は一部損壊や床上・床下浸水などを合わせて、29都道府県で計4967棟に上った。

 国土交通省近畿地方整備局によると、一部の国内・国際線の運航を再開している関西空港は、冠水の被害が大きかった第1滑走路と第1旅客ターミナル(T1)の排水作業が10日に終了。運営会社の関西エアポートは14日までに被害が比較的軽かったT1の一部を使った運航も一部再開する見通し。タンカーの衝突で道路や線路の橋桁がずれた連絡橋では、JR、南海電鉄両社が10月上旬の運転再開を目指している。

 高潮などで海に流出したコンテナは神戸港で少なくとも43個、大阪港で27個。10日時点で26個ずつが回収され、国際コンテナターミナルは計15カ所のうち神戸港の1カ所をのぞいて再開した。

 関西電力によると、近畿を中心に8府県で延べ約225万戸に上った停電は、10日午後3時時点で未復旧が約1万700戸。和歌山や京都の山間部など5府県の約9600戸については、11日以降も続く恐れがあるという。