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 日本列島を襲う「異常気象」が、プロ野球の日程にも影響を与えている。雨で中止になる試合が例年より多く、予定通りに試合を消化できない可能性が出てきた。特にセ・リーグは、4球団の本拠球場がドームではなく屋外のため、状況は深刻だ。セは順位も2位以下が混戦で、最悪の場合、最終順位が確定しないままクライマックスシリーズ(CS)に突入する事態も考えられる。「4位以下のチームが日本シリーズ出場」という前代未聞のケースもないとはいえない。

 9日、阪神―巨人戦(甲子園)は四回途中、雨のためノーゲームとなった。阪神の試合が中止になるのは、今季18回目。残りは27試合もあり、各メディアは「最大20連戦の可能性も」と大きく取り上げた。

 日程が過密になるのは、CSまでに全日程を消化することが前提だからだ。今季のCSはセ、パ両リーグとも10月13日から第1ステージ(レギュラーシーズン2位と3位の対戦)が開幕する。日程は余裕を持って組んであるため、例年ならCSの5~7日ほど前には全日程が終了する。最近では2014年にも雨でセの日程消化が遅れたが、それでも最終的にはCSの4日前に全日程が終了した。

 しかし、今季は状況が差し迫っている。すでにセ、パとも10月8日まで日程が埋まっており、余裕がほとんどない。秋雨前線は活発で、今後も試合消化に影響を与える可能性がある。

 特にセ・リーグは2位以下が混…

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