【動画】海から現れる「幸福へ続く道」=笠原雅俊撮影
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 潮騒の中で海が割れ、1本の道が現れた。宿毛市大島の沖に浮かぶ咸陽(かんよう)島は干潮時に陸続きになる。「幸運へと続く道」と地元で呼ばれている。仏の世界遺産「モン・サン・ミッシェル」を思わせる風景だ。

 咸陽島は沖合約300メートルにある無人島。潮の満ち引きで陸とつながったり、離れたりする「トンボロ現象」が起こる。干潮になるとS字の道が出現する。大潮の時は2時間ほど道が現れ、スニーカーで歩けるほどだ。

 大潮の10日午前、その「道」を待った。静かに潮が引いていく、海中から貝殻の付いた岩があちこちで頭を見せ始めた。道はだんだんと太く長くなっていく。

 大潮に合わせて磯遊びに来た宿…

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