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 JAとうかつ中央・松戸南支店(千葉県松戸市)から現金を盗んだとして、千葉県警は11日、同支店の係長だった松永かおり容疑者(53)=同市六高台=を窃盗容疑で逮捕し、発表した。解雇された6月までの約1年間に約9600万円がなくなっており、県警は松永容疑者が着服を繰り返したとみている。

 発表によると、松永容疑者は同支店の係長だった6月15日、支店から700万円を盗んだ疑いがある。県警は着服した金と知りながら700万円を受け取ったとして、松永容疑者の次男で自称無職の西弘樹容疑者(22)も組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)容疑で逮捕した。

 捜査関係者によると、松永容疑者は支店の金庫から現金を盗んだ後、コピー用紙などで作った偽の札束を入れて発覚を免れ、西容疑者はもらった金を遊興費などに充てていたという。

 JAの6月の内部監査で、約1億3千万円が保管されているはずの金庫に約4800万円しかないことが判明し、その後の調査で松永容疑者が着服を認めた。責任者だった上司は十分に確認しておらず、現金の紛失に気づかなかったという。JAは松永容疑者を懲戒免職にし、県警松戸署に被害届を出していた。

 JAとうかつ中央は同県松戸、流山、鎌ケ谷の3市で事業をしており、3月現在の組合員は約2万1500人。