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 東日本大震災から7年半となった11日、児童74人、教職員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市の旧大川小学校には、犠牲者を悼む人たちが朝から次々と訪れた。

 災害時の要援護者の支援方法を学ぶため、石巻市に来ていた東北公益文科大(山形県酒田市)3年の竹田汐里(しおり)さん(22)は、同じゼミの学生5人と校舎に手を合わせた。震災時は中学2年だった。「校舎を初めて見て悲惨さを実感した。北海道の地震を含め、次々と大きな災害が続いているが、東日本大震災の被害を忘れないでいたい」

 小学3年の長女を同小で亡くした只野英昭さん(47)は「大災害はいつ身近に起きてもおかしくない。身を守る備えの大切さを多くの人に知ってもらいたい」と話した。(岡本進)