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 越谷レイクタウンに集う人や風景の組み写真が今年8月、東京都新宿区四谷のギャラリーに並んだ。水田地帯の225ヘクタールを開発し、2008(平成20)年に生まれた計画人口2万2千人余の街を撮り続けるのは、埼玉県越谷市の写真家、山崎弘義(62)。ライフワークである。

 「新しい街がどう老成していくか。写真でとらえたい」

 レイクタウンは平成に入ってできた県内の代表的なニュータウン。大規模調整池を中心に国内最大級の商業モール、南側にはマンションが連なる。田んぼだったころから月に2、3度は通い「20年前にあった田園風景は想像すらできない」という山崎には、ある発見がある。

 「新しく集まった若い入居者たちの表情が違う」。家族がやがてつくり出す物語や、「ついのすみか」への期待感のようなものだろうか。レンズ越しに感じるいい雰囲気がある。新しい街に住み始めた住民共通の姿かもしれない。

     ◇

 1956年に各地で「公団住宅」への入居が始まった。昭和30年代、競争率が数百倍になることもあった抽選をくぐり抜けて2DKに住むことは、豊かさの象徴だった。1970年代からは民間開発業者が、区画整理された土地に戸建てや集合住宅が並ぶ団地の建設を加速させる。そしてバブル期の住宅価格高騰へ。ニュータウンは時代の目をひく場所だった。

 国土交通省がまとめた全国20…

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