[PR]

 漂着ごみを使ったアートを通じて海岸美化を訴えている山口県光市の介護職員重山洋一さん(58)が、新作を制作中だ。アニメ「となりのトトロ」に登場するネコバス。子どもを乗せて動かす遊具にもなる。30日に市内である「光まつり」でお披露目される。

 重山さんは昨夏、海岸で集めた流木で体長5メートルの「ゴジラ」を作って話題を呼んだ。この夏も広島湾から大量に漂着したカキ養殖用のプラスチックパイプなどを使い、「風の谷のナウシカ」の王蟲(オーム)と巨神兵を作った。

 ネコバスになるのは養殖用イカダの浮き具とみられる円柱形の発泡スチロールなど。市民の協力で集まったごみの一部だ。ノコギリカッターで頭や足、尻尾の形に整え、胴体部に子ども6人分の座席と車輪を取り付けた。リヤカーのように大人が引いて前進させる。「要望があれば、幼稚園や保育園に出張したい」と重山さん。(三沢敦)