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 本郷三丁目の交差点に目をひく7階建てビルがある。1階に「かねやす」の文字、横の壁には「本郷も かねやすまでは 江戸の内」と川柳が記されている。口中医(歯科医)の兼康祐悦(かねやすゆうえつ)が「乳香散」という歯磨き粉を売り出したところ大評判になったと、東京都文京区教育委員会の説明文が添えられていた。

 閉店中だが、気になって調べてみた。区内に住む亀井久美子さん(59)が「13代目は弟が継承した」と教えてくれた。創業は享保(1716~36)の頃、江戸幕府の歯医者・兼康が薬種小物屋を開いた。爆発的に売れたのが紅色の乳香散で、その繁盛ぶりは浮世絵にも描かれた。店の看板は、なじみの堀部安兵衛が書いてくれたそうで、今は港区の泉岳寺・赤穂義士記念館に所蔵されている。

 明治時代、かんざしなどを売る…

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