[PR]

 台風21号の被害で全面復旧が見通せない関西空港の発着便の一部を、神戸空港が受け入れる。国土交通省が神戸と大阪(伊丹)の両空港で分担して受け入れるよう関係自治体に求め、神戸空港を所有する神戸市が応じる方針を固めた。伊丹の対応については、12日に地元首長らが詰めの協議を行う。

 激減している関空発着便を補うため、国交省は10日、伊丹周辺の10自治体でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(10市協)と神戸市に、復旧までの代替手段として伊丹と神戸の増便を要請。具体的には、国際・国内線を含めて伊丹で1日40便、神戸で30便増やし、伊丹については運用時間を1時間延長する――という内容だった。

 これを受けて神戸市は国際線を含む増便を受け入れる方針を固め、近く同省に伝える方向で調整に入った。神戸空港の運営は関係自治体や経済界などが参加する「関西3空港懇談会」の取り決めで、関空の経営を圧迫しないよう国内線のみ1日60便までと定められている。今回の増便受け入れにより、特例的に取り決めが緩和される見通しになった。

 伊丹の受け入れについては、10市協の首長らが12日に兵庫県伊丹市で対応を協議する。その後、同市の藤原保幸市長が対応を発表する予定。7日に開かれた10市協の実務者会合では、国内線の受け入れは容認する方向で、国際線についても前向きな意見が相次いだ。

 ただ、運用時間の延長には慎重姿勢が大勢を占めており、一部の自治体は国際線の受け入れにも難色を示している。全会一致が原則の10市協の意見集約は難航する可能性もある。

 一方、関空では12日から、ジェットスター・ジャパンが成田、那覇と関空を結ぶ計8便、チェジュ航空(韓国)がソウル・金浦空港と関空の間で計4便をそれぞれ運航再開する予定。しかし11日現在の運航便数は、今夏の通常ダイヤに比べて15%程度にとどまっている。

■バス、応援受け…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら