文・保科龍朗 写真・槌谷綾二
略さなければ「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」。こんな理不尽なほど長ったらしいタイトルを押し通してしまう監督(三木聡)が普通であるわけがない。
意表を突くコメディーセンスで、見る者を、ずるずると異次元に引きずりこむ「三木ワールド」の仲間入りをしたくて、うずうずしていたという。
「やっと呼んでもらえたら、果たして自分が監督の世界観に合っているのだろうかと不安になってしまって。今回のセリフにもあるんですが、『タンポポのポポって、何なんだろう?』みたいなことを、ずっと考えている人なんです」。カメレオンのように変幻自在といわれる役者が翻弄(ほんろう)されていた。
演じる役は、聞く者をひれ伏さ…
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