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 松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市)で服役中に逃走したとして、単純逃走や窃盗などの罪に問われた平尾龍磨被告(27)の公判が12日、松山地裁であった。検察側は「地域住民に大きな不安感を与えた」として懲役6年を求刑し、結審した。判決は28日。

 この日あった被告人質問で、平尾被告は逃走の動機として刑務官や受刑者との人間関係などを挙げ、「限界だった」と説明。また、潜伏先だった向島(広島県尾道市)の住民に対する思いを検察官に問われると、「とても申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた。

 起訴状などによると、平尾被告は4月8日、作業場から逃走。盗みを繰り返し、23日目の同月30日に広島市内で単純逃走容疑で逮捕された。(藤井宏太、大川洋輔)