[PR]

 菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で、北海道での地震の人的被害について「死者44人」としていた政府発表を「41人」に修正した。死者3人について、北海道庁が災害認定しなかったためだ。今回の震災で政府は自治体より早く被害状況を発表する異例の対応を続けていた。

 菅氏は会見で「被害規模の早期把握という観点から警察、消防あるいは関係機関から報告のあった最新の数字をとりまとめていた」と説明。しかし、防災基本計画では自然災害による死者数は都道府県が最終的に判断することが決まっている。札幌市北区の2人、同市白石区1人について北海道庁が災害認定せず、それにあわせた。

 3人の死因について菅氏は「プライバシーに関するので控えたい」とした。誤った情報を発表していたことになるが、「実際にお亡くなりになられている。誤っているとは思っていません。ただ、判断の権限は道庁が持っている。改善する点があれば課題としたい」と語った。

 政府は7日も、死亡と心肺停止を合わせた人数を死者数としていたとして人的被害者数を訂正している。