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 北海道胆振地方を震源とする最大震度7の地震で、被害の大きかった厚真町で救助活動に従事し、11日までに帰還した青森地域広域事務組合消防本部の隊員代表らが12日、青森市役所で小野寺晃彦市長に現地での活動を報告した。

 同消防本部からは52人の隊員が出動。県内各地の消防隊員らとともに、6~10日の1次隊、10、11日の2次隊に分かれて被災地に入り、厚真町内の幌内地区で行方不明者4人の救助にあたった。

 1次隊を指揮した同消防本部の長谷川順一警防課長によると、現場周辺は幹線道路が土砂で寸断され、農道など幅の狭い道を遠回りしながら現場に入ったという。自衛隊や警察と協力しながら重機で土砂や倒木を除いていき、布団などが見えるとスコップを使って慎重に作業を進めた。

 長谷川課長は「山がずれる、というあのようなひどい土砂崩れは初めて見た。行方不明者を発見することはできたが、生存者がいなかったことが非常に残念」と語った。