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 台風21号による停電が長引く中で、関西電力和歌山支社は12日、県内の停電状況について県庁で記者会見を開いた。近藤忠司支社長が復旧の遅れについて謝罪。東京電力などの協力もあり1千人態勢で作業に当たっているが、復旧の見通しはつかないという。

 県内では12日午後3時現在で紀美野町や有田川町などで約2400戸が停電している。近藤支社長は長期間の停電について「今までにない強い台風で被害が広範囲にわたって甚大になった。電線の断線があり、電柱が200本程度倒壊した。集落や道路のない山間部などの狭い道に工事車両が入りにくく、非常に手間取っている」と説明した。停電の主な理由としては、飛来物や樹木の倒壊により配電線がいたるところで切れているなど設備被害が大きいことを挙げた。

 復旧までの対策として関電は県内に発電機車8台を用意。1台で住宅200軒程度に送電できるという。すでに田辺市龍神村に4台を配置しており、12日朝から紀美野町、有田川町にもそれぞれ1台ずつ送ったという。

 発電機車での送電ができない場…

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