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 関西の音大・芸大8校の学生選抜メンバーがマーラーの交響曲第5番に挑む。「第8回関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル」が24日、京都市左京区の京都コンサートホールで開かれる。同フェスでの指揮が7度目となる秋山和慶は「若者のパワーを聴いてほしい」と語る。

 参加するのは大阪音楽大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、京都市立芸術大学、神戸女学院大学、相愛大学、同志社女子大学、武庫川女子大学。ベートーベンの合唱幻想曲も演奏し、合唱のほか、オーディションで選ばれたピアノ独奏、男声3人と女声3人の独唱がつく。

 「楽器をやる学生の目標はプロのオーケストラ入団。しかし、大学では大編成のオケで演奏する機会が少なく、このフェスティバルの意義は大きい」と秋山。「厳しい世界を目指すのだから、私もプロ相手と同じやり方でしごく。手加減はしません」と笑う。

 マーラーの5番は、たっぷりとしたオケの響きと同時に、冒頭のトランペットのファンファーレをはじめ、管楽器のソロも聴かせどころだ。

 「大変なプレッシャーがかかると思うが、本番の緊張こそが奏者を成長させる。『あそこの大学、ヘタクソだな』なんてみんな思われたくないから、いい意味の競争意識を持って火花を散らしている。私も楽しみです」

 午後3時開演。一般1500円、高校生以下500円。ホール(075・711・3231)。(小原篤